東京都江東区亀戸にあって、雑誌にも数多く紹介され、全国にその名をとどろかせているのが「亀戸餃子」だ。錦糸町や両国にも支店をもつ専門店である。本店の創業は昭和30年というから、かなりの老舗だ。
メニューは焼き餃子のみであり、入店したら自動的に二人前出てくる(一人前5個で250円)ので、驚かないように。餡は豚、キャベツ、玉ねぎというシンプルな素材であるが、野菜が全体の80%占めており、意外にあっさりした味が特徴だ。また、タレにはラー油ではなく、練りカラシがついてくるのも大きな特徴となっている。
一方、アルコール類は、ビール、酒、高染(コーリャン)酒、白乾(パイカル)酒、老酒(ラオチュー)、五加皮(うこぎ)酒、杏露酒(シンルーチュー)と充実しており、酒飲みにはたまらない店である。とはいえ、注文すれば水も出してくれるのでご安心を。
餃子は、三人前以上食べると、モヤシの炒め物がサービスで出てくる。しかし、最初の注文時に四人前といえば、三人前食べたときよりも多くのモヤシが出てくるから注意が必要だ。
ちなみに、亀戸は「かめいど」と読む。もともとは、亀の形をした浮き島だったことらから「亀島」と呼ばれていた。その後、土砂が堆積して周囲と地続きになったことによって「亀村」となった。これが、井戸の「亀ケ井」と混同されて現在の亀戸になったという。
ヘルシー餃子とおいしい酒で長生きできそうだ。

